日々のあれこれ

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坊主丸儲けは本当か。そんなに稼げる仕事なの?

あまり知らないお坊さんの世界。

話を聞いてみると、サラリーマン同様の

お金事情が見えてきました。

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「坊主丸儲け」という言葉があるくらいなので

お坊さんはさぞかし儲かるんだろうな〜

というイメージはありませんか?(^^)

では、実際はどうなのでしょう。。。?

 

お寺の収入の基本はお布施です。

でも、日本では各家庭が宗教に費やす金額は

年間収入の1.4%(約4万円)です。

確かに、お葬式や法事の時ぐらいしか

お金を収めていないかも^^;

 

お寺にも格差があって、人口が減らない

都市部では収入は比較的安定します。

しかし、お寺の主である住職の数は6万人ですが、

お寺の数は7万7千。

ということは地方では掛け持ちをしないと

やっていけない住職も多いのです。

年間収入が300万円以下のお寺が

全体の40%以上にのぼります。

 

旅館の仲居をして収入を補う住職も

 

厳しい懐事情ゆえにお寺の外で働く住職も増えて

きており、住職の仕事以外で収入源を持っている人は

全体の2〜3割はいるといわれています。

 

保育園、幼稚園の経営もそのひとつ。

旅館の仲居などをして、お寺を守っている

住職の話もよく耳にします。

 

一休さんは「ひと休みひと休み」と言っていましたが

現代ではそんなこと言ってる場合ではありません^^;

葬儀、法事だけではなく後継者を育てたり地域の

役割にも住職は暇なしなのです。

 

①僧侶出世コース(真言宗)

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しっかりとしたヒエラルキーの真言宗。

最高職の管長には1級か2級しかなれず推薦が必要。

高野山大学を卒業すると16級ある中の8級からスタートできる。

一生16級のままの僧侶もいれば、あえて昇級しない

高名な僧侶もいます。

 

②僧侶になりたい人は、、

1、師匠を見つける

まずは自分にとって最良の師匠を見つけることから始まる。

宗派は自由に選んでもよい。

 

2、口伝(くでん)

教えは人から人へ伝わるもの。

師匠から戒律などを学び、心構えを養う。

 

3、得度(とくど)

剃髪し、師匠に戒律を守ることを誓約する。

これで修行の資格が得られる。

 

4、修行

真言宗なら高野山といったように、

総本山で厳しい生活の中で修行をする。

 

5、加行(けぎょう)

特別な修行。

これを終えた者が僧侶としての儀式や

仕事を行うことができる。

 

僧侶のオキテ

1、お坊さんは税金を払わないなんてとんでもない

宗教法人に対しては課税されないが、そこから住職が

私用のお金を使えばそれは住職への給料として税金がかかる。

 

2、お寺を守るためには副業もやる

地方の過疎化が進む現在、檀家も減る一方で

年収が100万円を切るお寺も。

副業を掛け持つ住職も多くなってきている。

 

3、檀家の個人情報は漏らしてはならない

人の悩みを聞くことが住職の大きな役割りのひとつ。

当然、個人情報を扱うのでたとえ家族であっても

漏らすと信用を失う。

 

僧侶とは地域の中で共同体のつなぎ役となり、

人の幸せを手助けする仕事なのですね。

以前、話題になった派遣僧侶も都市の住民と

お寺をつなぐという側面もあります。

時代に適した柔軟な対応が求められて

いるのだと思います。